アルシンド親子

父:アルシンド・サルトーリ
息子:イゴール・サルトーリ

天才ジーコを擁し、Jリーグ初年度の1stステージを制した鹿島アントラーズ。

そのチームでエースストライカーとして活躍し、CMでも大人気だったアルシンドはJリーグの歴史を語るうえで欠かせないスターだ。

フラメンゴやサンパウロ、グレミオといったブラジルのトップクラブでプレーした実力を日本でいかんなく発揮。鹿島での2年間では71試合に出場し50ゴールを記録している。

そんなアルシンドの息子イゴールは2011年に鹿島とプロ契約。18歳ながら2試合に出場したものの、1年で退団したためどうしても“色物”的な印象も強かった。

しかし29歳になった昨年8月、ヴァンフォーレ甲府と契約すると5試合の出場で1ゴールを記録。シーズン後に契約満了となるも、天皇杯優勝メンバーとしてクラブ史に名を刻んだ。