今季限りで日本代表MF鎌田大地が契約満了で退団することが決まっているアイントラハト・フランクフルト。

その後釜候補として長く報道されてきたのは、リヨンに所属しているフランス代表MFフッサーム・アウアールであった。

交渉の末にすでに口頭での合意には達していたと伝えられていたものの、その後フランクフルトが順位を下げたためかアウアールは他のクラブに売り込みを行っている状況だという。

そして今回『Frankfurter Rundschau』が伝えたところによれば、フランクフルトはその鎌田の後釜候補として二人をピックアップしているようだ。

1人はシャルケ04で吉田麻也や上月壮一郎とともにプレーしている21歳のMFトム・クラウスであるそう。

彼は現在シャルケに貸し出されているものの、保有元はRBライプツィヒ。まだ若いものの昨年まではニュルンベルクに2年ローンされていたこともあり、3シーズンをプロの舞台で戦っている有力ボランチだ。

そしてもうひとりがフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属している日本代表MF田中碧であるそう。

現在フォルトゥナ・デュッセルドルフはブンデスリーガ2部を戦っている状況で、田中碧は500万ユーロ(およそ7.3億円)での契約解除条項があると伝えられている。

膝の怪我を負ってしまったために田中碧本人は離脱中であるが、ブンデスリーガ2部で22試合に出場し、カタールW杯でも歴史的なゴールを決めたこともあり、注目される存在となっているようだ。

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現在ブンデスリーガで9位となっているアイントラハト・フランクフルト。UEFAカンファレンスリーグ出場権を獲得できる6位のレヴァークーゼンまでは5ポイント差となっており、欧州の大会に出られるかどうかは微妙な状況となっている。

ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグで戦えるかどうかも補強政策に大きな影響をもたらすと予想されており、残りの5試合の結果についても注目されている。

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