イタリア・セリエD(4部)アクラガスは現地時間18日、元日本代表FW森本貴幸の獲得を発表した。森本のイタリア復帰は2013年のカターニア在籍以来であり、10年ぶりのイタリア帰還を果たした。

オフィシャルサイトによると、“セリエA(1部)100試合出場の世界をまたにかけるストライカー”という見出しで紹介されており、イタリアで経験豊富な日本人ストライカーの加入に沸いていた。

アクラガスの本拠地アグリジェントはシチリア島に位置する古都だ。古代ギリシャの植民都市アクラガスを起源とし、世界遺産にも登録されている神殿の谷がある。古代ギリシャ建築様式のドーリア式で建てられたコンコルディア神殿が有名だ。そのため、イタリアではアグリジェントを神殿の町と呼ぶようだ。

コンコルディア神殿

森本は同じシチリア島に所在するカターニアでイタリアでのキャリアをスタートさせたため、慣れ親しんだ場所で場所でプレーすることになる。実際に元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニさんは「森本のイタリア語はシチリア訛りが強い」と評するほどだ。

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2020年にアビスパ福岡を退団してからギリシャ、パラグアイ、台湾と転々としていたが、懐かしのイタリアに活躍の場を移した。森本がシチリアで活躍することを期待したい。

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