先日行われたバロンドール表彰式で、コパ・トロフィー(年間最優秀若手選手賞)を獲得したジュード・ベリンガム。

10代でバーミンガム・シティのレギュラーを獲得し、18歳でボルシア・ドルトムントへと移籍。ドイツ・ブンデスリーガでも目覚ましい活躍を見せ、今夏レアル・マドリーへとステップアップした。

1億ユーロ(およそ159.3億円)以上の移籍金が支払われたものの、そのプレッシャーもものともせずに躍動を続け、今やレアル・マドリーでも最高のスター選手の一人となっている。

その表彰式で『L'Equipe』のインタビューに答えたベリンガムは、20歳とは思えない冷静かつ情熱的なメンタリティの源について以下のように答えていた。

ジュード・ベリンガム

「おそらく、若くしてプレッシャーに晒される経験をしたからだと思うよ。20歳でワールドカップやチャンピオンズリーグの予選に出場した。その中でいつも尊敬され、信頼される存在だった。その経験全体が僕のメンタリティを形成してくれた。

年齢的なものもあると思うけど、みんな僕が若いことを指摘してくるし、ときには気楽にやらなきゃいけないときもある。

ただサッカーをやるときに毎日『もっと良くなろう』というアプローチで向き合っていると、悪い面にも集中して改善できるようになるんだ。

若い頃、僕はこれで苦労したんだ。自分のプレーが完璧であることを求めすぎていて、イライラしていた。

もちろん今も完璧でありたいと思っているけど、常にそれが可能なわけではないということを理解したんだ。

常にサッカーを学んで、試合を見て、上達するためにトレーニングをしなければならない。

それは怒ったりイライラしたりすることではなく、努力をすることで得られるものだからね」

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あのベリンガムでも昔は完璧主義に苛まれていて、100%理想通りにこなせないことにイライラしていたという。

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