季節は冬。すっかり葉を落とした街並みの中を老若男女、多くの人々がゾロゾロと歩いている。各々の脳内を覗き込む術は持っていないのだが、きっと皆こう思い耽っているのだろう。
「今年の冬は、一体どういう外国籍選手がJリーグへやって来るのだろう?」と。
さて、毎年恒例となったこちらの企画。今年の冬は「アタッカー編」「MF・DF・GK編」の2回に分けて投稿する。
第1弾はアタッカー編。ただ一心に”来るのか、来ないのか”だけを見極め、シビアに厳選した10名の選手達。ぜひご覧ください。
一連のコロナ禍が収束し、世界の移籍市場に活気が戻った今、Jリーグでもビッグネームの獲得に期待がかかる。ただ息を吹き返した欧州クラブやMLS、サウジアラビアリーグの台頭もあり、今冬も欧州の主要リーグからバリバリの主力選手を獲得するのはハードルが高いと言わざるを得ない。
そこで近年のJクラブが目をつけているのがノルウェー、スウェーデンなど北欧リーグの選手だ。リーグのカレンダーが同じなためコンディション面の懸念が少なく、コスパが良くチームプレーに高いレベルで対応できる。ポジションを問わず、今冬も北欧から有力な外国籍選手がやって来る可能性は高いだろう。
もう一つ気になるのは中国スーパーリーグ。一連のバブルが崩壊した今、中国の市場規模はJリーグに限りなく近くなった。バブル前から中国クラブのスカウトは東欧やアフリカのリーグから優秀な外国籍選手を獲得してくる傾向にあり、現在も無名ながら多くの優秀な外国籍選手がプレーしている。
今年3月に浦和レッズへ加入したギニア代表FWホセ・カンテ(33)もその1人。今冬も中国経由でJリーグへやって来る外国籍選手が出て来るだろう。
その他、依然として多くのJクラブに在籍するブラジル人選手や韓国人選手、ロマン溢れる提携国枠選手など、とにかく「やって来そうなオーラ」を放つ選手達を厳選した。第1弾はアタッカー編。ぜひご覧ください。