アラン・シアラー
率いたクラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
監督としての成績:1勝2分5敗
勝率:12.5%
イングランド・プレミアリーグの歴史上最も多くのゴールを決めた伝説的な点取り屋、アラン・シアラー。しかもブラックバーン・ローヴァーズとニューカッスル・ユナイテッドという中堅のクラブでキャリアを過ごしたにもかかわらずだ。
偉大すぎる彼であるが、2008-09シーズンに降格しかけたニューカッスルを救うために火中の栗を拾った。残り8試合の段階で監督を引き継いで指揮を執ったが、8試合でわずか5ポイントしか取れず。
最終節にもアストン・ヴィラに敗れてしまい、ミドルズブラとともに2部へと降格。それ以来シアラーは一度も指導者を引き受けていない。
アンドレア・ピルロ
率いたクラブ:ユヴェントス、ファティ・カラギュムリュク、サンプドリア
監督としての成績:54勝27分29敗
勝率:49%
世界最高のレジスタとしてピッチ上では試合を支配したアンドレア・ピルロ。クールで知的な選手として知られたが、指導者となってからはそれを表現できていない。
マウリツィオ・サッリに代わりユヴェントスを指揮したシーズンでは、9年ぶりに優勝を逃して4位という結果に終わった。コッパ・イタリアこそ優勝したもののチャンピオンズリーグでも結果を残せず解任されている。
そしてトルコに渡ってファティ・カラギュムリュクを指揮するも、そこも1シーズンのみ。選手の証言によればハーフタイムの喫煙を許可したとのことで、規律に甘いところがあったという。現在はイタリア2部のサンプドリアを率いている。
トニー・アダムス
率いたクラブ:ウィコム、ポーツマス、ガバラ、グラナダ
監督としての成績:16勝28分38敗
勝率:19.5%
アーセナルで選手としてのキャリアをすべて過ごしたワン・クラブ・マン。イングランド代表でも13年にわたってプレーし、そのキャリアはまさにレジェンドと言える存在だ。
ただ監督としては全く成功できなかったことでも有名である。大学でスポーツ科学を収めた後、ウィコム・ワンダラーズの監督を務めたものの、3部から4部に降格してシーズンを終えた。
ポーツマスでも16試合で勝点10しか取れず。アゼルバイジャンのガバラでは1年半指揮してそこそこの成績は出たものの、その後率いたグラナダでは7試合全敗ですぐに解任された。