昨年9月からドイツ代表を指揮しているユリアン・ナーゲルスマン監督。

『Guardian』によれば、同監督は16年前に自殺した父親はスパイだったと『Der Spiegel』のインタビューで明かしたそう。軍人だと思っていた父は、ドイツ連邦情報局の工作員だったという。

「これ以上は何も言えないし、父がしたことは正確には分からない。ただ、彼は執行部にはいなかった。

自分が15~16歳頃に告げられた。当時暮らしていたランツベルクからミュンヘンに(コーチングの)講習に向かう時によくあった。それから父は少し語るようになったが、マイクロパーセンテージの範囲だった。彼は自分の仕事について話すのを許されていなかった。それが自分には荷が重すぎるとよく言っていた理由でもあった。仕事の悩みを共有できなかった。結局、それが大きな負担になった。

(父の自死は)難しかった。遺書もなかったし、説明もなかった。ただ、自ら命を絶ったのを見れば、その決意は本人にとって明確だったのは明らかだ。家族にとっては本当につらいことだが、彼が本当に死を望んでいたこと、助けを求める叫びや合図はなかったことで自分は救われた。その決断を尊重しなければならないと思う。

父は本当におもしろい人だった。ジョークを言ったり、常に笑顔だったし、友人といるのが好きで、ギターを弾いたり、いつも歌っていた。ただ、仕事の負荷と全身状態が重なったんだと思う。父は人生の最後ではすでに変わっていた。仕事のプレッシャーは明白だった」

そんなナーゲルスマン監督はまだ36歳という若さ。バイエルン・ミュンヘンでは2年持たずに解任されたが、「バイエルンとは物事を変えるという条件で契約した。時間をくれるクラブもある。(だが)バイエルンの監督は何かを発展させるための時間があまり与えられない」とも話していたそう。

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