マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが激突するFAカップ決勝。

注目選手のひとりが、19歳にしてEUROのイングランド代表暫定メンバーに選ばれたユナイテッドMFコビー・メイヌー。

マンチェスターにほど近いストックポート生まれの彼は、『Guardian』のインタビューでこんな話をしていた。

「ピッチ上では多くのことが変わりました。今では多くの人が僕の名前を知っています。でも、家では周りに家族がいて、僕をしっかりと地に足をつけさせてくれるので、何も変わりません。ただ、街角の店に行こうとすると、これまでよりもちょっと注目を浴びますけどね」

「子供の頃、周りのみんなはシティファンでした。ユナイテッドファンとして戦わなければいけなかったのは数人しかいませんでした。FAカップ決勝でダービーマッチを戦うなんて、夢が叶いましたよ」

「(足首を怪我していた際)ちょっと時間を潰すためにZoomでスペイン語のレッスンを始めたんです。今はスケジュールが超忙しいので続けるのは大変ですが、楽しかったので夏に再開したいですね」

スペイン語を習い始めたというのは、ユナイテッドファンたちとしてはちょっと気がかりな話かもしれない。

そんな彼はゲーム『グランド セフト オートV』のサウンドトラックを手掛けたThe Alchemistが好きだそうで、母親の運転する車でユナイテッドの練習場に向かう際にはラッパーである50 Centの曲をよく聴いていたとか。「母が携帯にその曲を入れていたので、車の後ろでよく聴いていたんです」とのこと。

「ラッパーや探偵など!仰天の“転職”をしたスター選手たち」

なお、メイヌーは9歳でユナイテッドのアカデミーに入ったが、『Manchester Evening News』によれば、シティも逸材として狙っていたとか。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介