7月7日に野洲川歴史公園(ビッグレイク)で行われたアストエンジ関西サッカーリーグ第8節、レイジェンド滋賀FC対FC.AWJ。結果は敵地に乗り込んだFC.AWJが1-0で勝利を収めることになった。
昨季2位と好成績を残したレイジェンド滋賀FCであるが、今季は前半戦の7試合で3勝1分3敗とやや厳しいスタートになっていた。ただ第7節では首位のアルテリーヴォ和歌山を1-0で撃破し、いい形でリーグの折り返しを迎えていた。
一方のFC.AWJは前半戦の7試合で2勝2分3敗。1部へと復帰した初年度であること、そして2022年シーズンには1分13敗で降格したことを考えれば、比較的健闘した前半戦であるといえた。
勝点としては接近していたこの試合は、アウェイチームのFC.AWJが序盤からペースを掴む展開に。
41分にはボランチで先発していた馬場渓がゴール前でのプレーから負傷し、FC.AWJはアクシデントで交代選手を使わなければならない状況になったが、それによる動揺も感じさせなかった。
そして前半アディショナルタイム、左サイドからの古賀楓真のクロスをペナルティエリアにフリーで飛び込んだ鳥飼椋平がヘッド。訪れたビッグチャンスを得点に結びつけ、先制ゴールを奪った。
さらに75分には鳥飼椋平が裏に飛び出そうとしたところを、レイジェンド滋賀FCのDF中島雅尭が倒してしまい、決定機阻止で一発レッドの判定に。
そこからのフリーキックは枠を捉えず、レイジェンド滋賀FCは難を逃れる格好になったものの、10人に減ったこともあって攻撃が同点ゴールに結びつかず。
この結果、FC.AWJが敵地での試合を1-0と勝利することに成功し、勝点を11に伸ばした。
その一方、レイジェンド滋賀FCは後半戦のスタートでの試合で勝点を伸ばすことができず、10ポイントで停滞。両チームの順位が入れ替わる結果となった。