ACLについての展望

――タイ国民は自国クラブチームにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇してほしいと願っていると思います(前身のアジアクラブ選手権ではタイ・ファーマーズ・バンクFCが1993-94、94-95シーズンを連覇)。ACLについての意気込みをお聞かせください。

昨年はプレーオフで負けちゃったんですよ。ブリーラムが集中開催の会場だったんですけど、残念ながら出られなくて。韓国のチームに負けました(大邱FCにPK戦の末敗退)。

ただ2年連続で(国内)3冠を取る目標を今回達成できました。僕自身も、自分で首を絞めるような形で取ってしまったので、次の目標はさらに高いところを狙わなきゃいけない(苦笑)。そういう意味では、ACLでできるだけ高い位置まで行くことが今年の目標です。

クラブオーナーさんもそれを考えていて、選手も同じようなことを考えているはずです。だからそこに向けてどういう働きかけをすればいいかは、今年のプレシーズンの課題にしなきゃいけない部分でした。

それを昨シーズンから言い続けていたんですよ。「自分たちは当然3冠する目標なんだけど、その先にはACLがあってその準備も兼ねているんだよ」と去年からずっと言っています。「今年はしっかりやろうね」、「その目標を達成しようよね」とね。できるだけ高い位置まで行きたいと思っています。

――新シーズンの具体的な目標を教えてください。

ACLで、できるだけ高いところまで行くことが目標ですね。

――3シーズン連続の国内3冠も含めて4冠ですね(笑)。

それをいうことは簡単だと思うんですけど(苦笑)。そこまで欲張ったらサッカーの神様は、そんなに優しくないと思います(苦笑)。

ここはどっちかですね。例えば(国内)3冠を狙わなくてもリーグ戦は3連覇するか、ACLを取るぐらいまで行くか。そういう目標のほうが僕はいいと思っています。

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