21日にアトレティコ・マドリーからチェルシーへと完全移籍することが決まったポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。

ベンフィカで若くして大ブレイクを果たし、1億ユーロ以上の移籍金でアトレティコ・マドリーへと加入したものの、ディエゴ・シメオネ監督の下で行うサッカーに全く馴染むことができなかった。

この2シーズンはチェルシーとバルセロナへローン移籍を繰り返し、今回、買った際の半分にも満たない移籍金でチェルシーへと売られることになった。

アトレティコ・マドリーでは5年間の所属で100試合以上に出場していたことから、スタジアムの外にはジョアン・フェリックスを称える記念プレートが飾られている。

ところが、チェルシーへの移籍をキッカケにこの記念プレートはアトレティコ・マドリーのサポーターの怒りの対象となり、ゴミや落書きでひどく荒らされてしまったという。

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ジャーナリストのロドリゴ・ファエスが投稿した写真によれば、ワンダ・メトロポリターノ付近のプレートは汚れた靴で踏み荒らされているほか、ゴミが載せられ、「帰って来るな、豚野郎」と書かれているようだ。

ただ、アトレティコ・マドリーのファンの中でもジョアン・フェリックスに対する感情は二分されているようで、むしろスペインで彼はひどい扱いを受けていたと同情する声やこの荒らし行為を批判する向きもあるという。

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