日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト。
この夏にメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍しなかったことで、上田は今季も彼の控えが定位置になってしまった。また、今季加入したアルゼンチン人FWフリアン・カランサは3番手となり、さらに出場機会に恵まれず。
そうしたなか、ヒメネスが負傷で年内絶望となったことで上田が先発起用されるようになったが、その上田も負傷してしまった。
上田は10月31日のアヤックス戦で負傷交代。フェイエノールトのブライアン・プリスケ監督は「よくない。彼はハムストリングを痛めた。数週間は彼なしでやらなければならないかもしれない」と述べた。
『AD』は、フェイエノールトは、FWが3人からたった1人になってしまったと危機的状況を伝えている。
上田の代役として起用されることになったカランサは、「常にハードワークをして、チャンスが来たらその姿勢を生かす。それが来た。監督が自分を必要としているなら、100%を出さなければいけない。上田とサンティの後塵を拝すのはとてもつらかった。今のようなチャンスが来た時には準備はできている」と話していたとも。
日本代表は11月15日にインドネシア、19日に中国戦を控えているが、上田の招集は厳しいかもしれない。