フロラン・シナマ=ポンゴル(2001年大会、フランス)

アントニ・ル・タレックと共に注目され、大会後は2人ともリヴァプールへ引き抜かれたことでさらに話題を呼んだ。

リヴァプールではレンタル暮らしに明け暮れ出場機会はなかったため、次第に早熟のレッテルを貼られることになる。

2006-07シーズンにレンタル先のレクレアティーボで二けた得点を記録すると、翌2007-08シーズンも2年連続で二桁得点をあげた。

2008年夏にアトレティコ・マドリーへステップアップを果たし、10月にはフランス代表にピックアップされた。しかし、以降はなかなか継続的な結果を残せておらず現在は所属先がない状態になっている。

マコーリー・クリサンタス(2007年大会、ナイジェリア)

シルバーボールと得点王のダブル受賞となった。同代表のオセニと共にナイジェリア代表の快進撃を続けた。

大会後は、ハンブルガーSVへ移籍するも結果が出せずレンタル先のカールスルーエ、FSVフランクフルトでそれなりの結果を残し、ラス・パルマスへ移籍しそこでも二桁ゴールをあげた。

2部リーグではエースストライカーだが、1部だとまだ厳しい。今の立ち位置はそんなところだ。同大会の他のチームにはボージャン、トーニ・クロースらがいる。

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