インド代表109試合出場、42ゴールの記録を持つ伝説的ストライカーであるバイチュン・ブティア。先日のアジアカップは負傷で出場できずに終わったが、35歳となった今年2部の新興クラブ、自らがオーナーの一員となっているユナイテッド・シッキムに移籍し、新たなスタートを切っている。(余談だが、ユナイテッド・シッキムFCには元ジェフ千葉の市原充喜選手も在籍している)
そんなバイチュンが現役生活の傍らで取り組んでいるのは、自ら設立に参加したサッカースクールの運営。昨年8月に元ポルトガル代表監督のカルロス・ケイロスやナイキのサポートを受けて立ち上げたものだ。
そのサッカースクールに新たにインド屈指の有名人がサポートに名乗り出た。サウンドエンジニアとして「スラムドッグ・ミリオネア」などの音楽を手がけたことで知られるレスル・プクティ氏である。
自らも幼少時にはペレの伝記を読み、サッカーにのめり込んだというプクティ氏。サッカースクールの支援に当たり、夢を語っている。
「僕は筋金入りのサッカーファンだ。バイチュンらから話を貰ったとき、すぐにOKしたよ。まずは4年間で100人の指導者を育てたい。そしてスカウトは全国の学校を回り、タレントを探す。現在50人の若手を育てており、欧州のクラブに留学して訓練させる。彼らが2022年ワールドカップの時にインド代表の中核を担ってほしい」
Lets make this dream into a reality.Indian team playing in 2022 WC and world cheering " India,India..!"
(筆:Qoly編集部 K)
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