今大会は1990年に記録したベスト16が目標となる。しかしウルグアイ、イタリア、イングランドと同居した“死のグループ”に加えて主力の怪我もあり、下馬評では圧倒的不利と目されている。敢えてポジティブな点を挙げるならリズムや思考をよく理解した同じラテン系の国家が相手だということくらいで、おそらくは5バックも使用した我慢を強いられる展開が続くことであろう。初戦のウルグアイには前回大会プレーオフの雪辱も掛かっている。予選で見せた粘り強い戦いからルイス、キャンベルへと繋ぎ、少ないチャンスのなかから勝利への活路を見出したいところだ。

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