現地時間18日、プレミアリーグ第1節最後の試合バーンリー対チェルシー戦では、チェルシーがバーンリーを3-1と下した。
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この試合ではチェルシーが25本ものパスを繋ぎゴールをあげ、バーンリー公式もチェルシーGKペトル・チェフの名前を誤って表記するなど様々な話題が出てきたが、バーンリーの先制ゴールが生まれた際、ちょっとした違和感に苛まれた方はいないだろうか?
この試合では開始14分、バーンリーのスコット・アーフィールドが豪快な一撃でバーンリーに先制点をもたらした。アーフィールドは強敵相手からの先制点に興奮を隠せない。
が、しかし!次の瞬間、奇妙な物体が彼を待ち構えていた。
徐々にフレームインする謎の生物。この時点ですでに怪しい。
日本では考えにくいことだが、海外ではこうしてマスコットが選手に近い距離で試合を見ていることがある。
このマスコットの名前は、Bertie Bee(バーティー・ビー)。
文字通りミツバチ(Bee)であり、バーンリーのマスコットキャラクターとしてそれなりの知名度を誇っている。よく見てみると、確かにハチらしく触角が生えている。
アーフィールドがチームメイトと喜びを分かち合った後、再び忍び寄るバーティー・ビー。ハチなのに一本歯というよく分からない設定なようだ。
そしておもむろにアーフィールドの横っ腹をパンチし、両肩に手をやり祝福。今にでも「グッジョブ!」とでも言い出しそうな気配がある。
ちなみにこのバーティー・ビーだが、破天荒なマスコットとしても知られている。昨年10月、マスコットでありながら試合中に審判を侮辱するという荒業に挑んで退場し、日本でもちょっとした話題となっていた。
The Burnley mascot Bertie Bee was 'jailed' for telling the linesman he needed glasses v QPR! pic.twitter.com/zkVPz67x27
— Betfred (@Betfred) 2013, 10月 28
その時の様子がこちら。多くの情報サイトでも紹介されたため、おそらく見たことがある人も少なくないはずだ。また、全裸でピッチへと侵入したファン相手にこんな仕打ちを見せたこともあった。
いくらいけない行為とはいえ、ファンを放り投げるあたりは流石に海外。世界で最もマスコットのクオリティが高いと言われる日本を基準に考えれば、逆に目新しさすら感じる。
しかもこのバーティー・ビー、喋るらしい。
いずれにしても、こういう不思議な現象に出会う度に、今年も海外サッカーが開幕したのだと実感する。
プレミア昇格を果たしたバーンリーの試合を見る際には、これからこの怪しげなハチの姿を探してみてもいいだろう。
There's only one Bee in Burnley. Bertie with the promotion trophy during the parade. #buzzing pic.twitter.com/rMSFP3dIFd
— Burnley Express (@BurnleyExpress) 2014, 5月 4