ゴールキック時は蹴り込むのではなく、CBに繋ぐことが多かったデポルティーボ戦。

後方での数的優位を作るに際して、CB陣をワイドにポジショニング。そこにクリホヴィアクを落として、さらにバネガも落とす。イボーラの位置は前線に蹴る時のための保険となっている。

SBのフィゲイラスがSHのビダルより高い位置を取ることはしばしば観られる現象の1つ。クリホヴィアク+2CBによる3CBで、ワイドに位置取りしているパレハを空けさせて、そこからボールを運ばせることも共通の狙いだった。バネガとイボーラの位置もきちんとスイッチしている。上がったパレハのスペースはクリホヴィアクが埋める。得点シーンもパレハの運ぶドリブルから。

こちらもGKからの繋ぎの場面から。クリホヴィアクで敵を誘い出しつつ、SBのスペースを埋める。コロジェイチャクも同様にワイドにポジショニング。バネガが落ち、ビトロが中央のパスルートを確保。SBは当然高い位置を取っている。

イボーラとエムビアの交代後のアクション。トップ下の位置からサポートの為にバネガが落ちる。これもフィゲイラスで相手SBのスペースを狙うパターン。