DF:マルコ・ザンキ

当時所属:ウディネーゼ

現所属:引退

アタランタの下部組織出身。若くしてウディネーゼで活躍を見せ、大きな期待を集めたディフェンダーであった。この年ユヴェントスに引き抜かれているのだが、そこでは活躍出来ずヴィツェンツァ、ヴェローナ、ボローニャ、メッシーナとレンタル生活を送った。

2005年には貸し出されていたメッシーナにそのまま完全移籍。2008年にこれまた古巣のヴィツェンツァへ移り、2012年に現役を引退している。

その後はすぐに指導者に転身し、ヴィツェンツァでアシスタントコーチに就任。昨季はウニオーネ・ヴェネツィアで副官を務め、今季はヴィツェンツァのアッリエーヴィで監督に就任している。

DF:マッテオ・フェッラーリ

当時所属:インテル

現所属:無所属

イタリア人のエネルギー系技術者とギニア人の母親を持ち、アルジェリアで生を受けたという国際的なルーツがあるセンターバック。父親はマッテオが14歳の時に死去している。

SPALからインテルのユースに移ってプロデビューを果たし、この時はレンタル生活を送っていた時期である。ジェノア、レッチェ、バーリに貸し出されてプレーした。

この後2001年に移籍したパルマで評価を高めてローマへステップアップし、イタリア代表にも選出されるなどセリエA屈指のセンターバックとして名を上げた。

2008年にローマを退団した後はジェノア、ベシクタシュ、モントリオール・インパクトでプレーし、昨年からは所属クラブがない状態となっている。

【次ページ】その4