MF:ロベルト・バローニオ

当時所属:ラツィオ

現所属:引退

将来のイタリア代表を背負っていくだろうと言われた天才MF。非常に高い才能を持っていたものの、大成することが出来なかった。

1996年からラツィオに所属したが、ヴィチェンツァ、レッジーナ、フィオレンティーナ、キエーヴォ、ペルージャ、ウディネーゼ、ブレシアとひっきりなしにレンタル移籍していた。

2010年に加入したアトレティコ・ローマもこの年に破産。最後まで不運な終わり方となり、2011年に現役を引退した。現在は解説者の傍ら指導者を務めている。

MF:アンドレア・ピルロ


当時所属:インテル

現所属:ユヴェントス

この当時はトップ下であったが、後にイタリアのサッカーを変えるレジスタという存在を生み出すことになった天才パサー。

2001年に移籍したミランでカルロ・アンチェロッティ氏に重用され、世界レベルの選手に成長。クラブの世代交代の煽りを受けて2011年にユヴェントスへ移籍したが、ベテランになっても活躍を続け、今季チャンピオンズリーグ準優勝に貢献した。

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