政夫「ただ、代わりに選手を乱獲されたベンフィカが息をしてないですけどね。」

ナランハ「ロドリゴが、3得点4アシスト、アンドレ・ゴメスが4ゴール1アシスト…いったいどちらが、3300万ユーロ(45.7億円)だったのやら。しかもロドリゴは今シーズン3回退場、そのうち2回が暴力行為。」

結城「そもそも、ロドリゴはどう考えても高すぎる感ありましたよね。ベンフィカである程度活躍したとはいえ、その値段はどう考えてもおかしい。逆に、アンドレ・ゴメスは将来への投資と思いきや、即戦力という。」

ナランハ「アンドレ・ゴメスは全然ボール取られないからな、そもそも。しかも、前に運びながらだよ。」

アツシ「ポルトガル代表の将来を背負っていきそう。デカいし、巧いし、頑張ってくれるし。」

政夫「インパクトとしては、ボールの取られないイボーラのようだった。」

ナランハ「おかしな体制からおかしなボール蹴っても、それが繋がるからなあ。」

結城「元々ポルトガルの逸材枠ですが、完全に評判以上って感じですね。」

ナランハ「この活躍したら、5000万ユーロ(69.2億円)のバイアウトを出すチームも出てくる可能性があるので、1億5000万ユーロ(207億円)に上げちゃおうよって話も出てるくらいで。実際正式に買い取って、違約金がその金額に設定されたって話もあります。」

アツシ「そうなると、ジョルディ・アルバとバイアウトの金額が一緒じゃないか、と。」

結城「もうその辺のバイアウトって、『売らないから近づいてくるな』って感じですよね。どう考えても出せないし。」

ナランハ「後、CBコンビなんかはかなり良かったですね。ムスタフィとオタメンディのコンビは、どこに出しても活躍するだろうなと。今シーズンのクリア数なんですが、オタメンディが1試合平均のクリア数2位で、ムスタフィが4位だったんですよ。」

政夫「癒しだったもんね、この堅さ。」

ナランハ「オタメンディ、どんな体制からでもクリアできるんですよ。後ろとか向いていても、普通にクリアしてしまう。側転をしながらクリアした時もありましたからね。」

結城「オタメンディは若い頃からポテンシャルがすごいって有名でしたから、今の覚醒も解るんですよね。ただ、ムスタフィの方はよく見つけてきたなって。」

ナランハ「W杯のメンバーに選ばれたりとかもしていたんで、ドイツ代表とかで見つけたって感じですね。彼は、掘り出し物ですよね」

結城「謎の経歴ですもんね、彼。エバートンのユースからサンプドリアに行った、ドイツ代表選手っていう。地味だけど、サンプ時代も良いプレーをしてはいましたね。ただ、これを見つけてくるのは凄いと思います。」

ナランハ「オタメンディが輝けたのも、ムスタフィのおかげですからね。オタメンディのカバー出来ないところを、しっかりと締めてくれている所があって、ハビ・フエゴなんかが、その二人をサポートするって言う感じで。」