3位アトレティコ・マドリー/23勝9分6敗/67得点29失点/得失点+38

結城「昨年王者、アトレティコになります。今年は、3位に落ち着きました。」

Benjamin「主力が抜けた穴が埋めきれなかったシーズン。特にジエゴ・コスタとフィリペ・ルイスの穴が大きかった。クルトワもデカかったけど、シーズン途中からオブラクが出てきたので。今後は彼を中心に今後はチームを作ってくれればいいかなと。ダービーで4勝3分1敗っていうのは大きいけど、その1敗が最も大事なCLでの試合だったので、そこは残念だったかな。後、今季シメオネが面白かったのは、リーグ戦38試合やって、38通りのスタメン。1試合も、スタメンやフォーメーションを被らせてないっていう。」

黒崎「シメオネは、古本屋とかに通って、戦術本を好んで読んでいるみたいな話がありましたよね。」

Benjamin「セットプレーとかマニアックに勉強してるって聞きますよね。ヘッドコーチのブルゴスと結構色々やってるみたい。」

結城「ヘッドコーチも比較的、評判が良いようですね。」

Benjamin「ただ、シメオネと彼の側近の弱点としては、試合の中で流れを変える交代が苦手。」

黒崎「なんか例とかって、あったりしますか?」

Benjamin「CLでグリーズマンを下げたのはね。前線に高いのを並べて放り込もうという手だったんだけど、マドリーにとって守り易くなってしまった。どうせスピードないからってんで、ライン上げられてしまって。」

結城「ジョーカーは誰を使っているんでしょう。そういう意味では、交代をパターン化する手もありますよね。」

Benjamin「ラウール・ガルシアが昨シーズンと同じく、そういう役割ですね。ただ、以前とやってることは変わってないのに、今季は質が伴ってない。」

黒崎「それって、勤続疲労とかもあるんですかね。」

Benjamin「スタメンが固定なので、勤続疲労みたいなのはあったかもね。チアゴが代表に復帰したのも痛い。以前はあそこで休めていたのに…そのチアゴも、パフォーマンスがちょっと落ちちゃったかな。でもあの年齢を考えれば、よくやっているのかなと。」

政夫「中盤のコンビはいかがですか?」

Benjamin「むしろ、ガビの方が落ちてるかな。無駄なファールが多いっていうのもあって。」

政夫「中盤が、マリオ・スアレスのときだけ異物感がすごい。」

Benjamin「ボール持つと、無駄にドリブルするしね。」

アツシ「動きたがるよね、ドッシリとした感じではない。」

Benjamin「シーズン終盤、中盤でパスミスが多かったなというのは。もしかしたらコケをそこに移すかもしれない。本当はサウールを下ろして欲しいんだけど。来シーズンはコケを落として、誰を置くかって感じだと思うんだけど。オリベルはその候補だと思うかな。彼が戻ってくるので。」

結城「ああ、ポルトに出向中のですね。普通のローンという形態ですよね。」

Benjamin「オリベルはローンなんで、無事に戻すだけですね。アトレティコ時代より、フィジカルは強くなっているようなので。」

政夫「肩に関してはどうですか?」

Benjamin「肩は手術したんですよ。脱臼癖をどうにかするために。」

黒崎「そう言えば、CLのバーゼル戦で脱臼しているのを見ましたね。」