豚の頭が飛び交う
2002年11月24日 リーガ・エスパニョーラ第11節
バルセロナ 0-0 レアル・マドリー
“裏切者”ルイス・フィーゴがカンプ・ノウに帰ってくる。バルセロナからレアル・マドリーへ移籍したフィーゴは、それからカンプ・ノウでのクラシコで毎試合ひどいブーイングを浴び、試合中にも関わらずものが次々と投げ込まれた。
2002年のこの試合中、投げ込まれたものの中には豚の頭もあった。試合は一時中断するなど選手は普通にプレーすることが難しかった。後にフィーゴは「これほど多くの観衆から敵視される雰囲気を味わった選手は他にいないだろう」と語っている。
以上、クラシコ11選をお届けした。これ以外にも6-2という派手なスコアだった2009年のゲーム、ジネディーヌ・ジダンが輝いた2001-02シーズンのチャンピオンズリーグなどまだまだ取り上げたい試合は多くあったが、それらはまた別の機会に紹介したいと思う。