『Eurosport』は「ラシン・クラブに所属している元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートは、来年夏で現役を引退することを宣言した」と報じた。

ディエゴ・アルベルト・ミリートは1979年生まれの36歳。2003年にラシン・クラブからジェノアに移籍し、その後サラゴサ、インテルで長くプレーしたストライカーである。

昨年インテルを退団した後は自身が育ったラシン・クラブへと戻り、2年連続でのコパ・リベルタドーレス出場に導いた。

このところ怪我に苦しんでいることもあり、彼は本来今年限りで現役を離れる考えを持っていたとのこと。

しかし、コパ・リベルタドーレスの出場権を獲得したことからそれを半年間延期させ、来年夏で引退するというプランを計画しているという。

ディエゴ・ミリート

「僕はこのクラブであと6ヶ月プレーすると宣言できることに満足している。リベルタドーレスでプレーするために残るんだ」

「(その決定については)

サッカーをプレーするのを辞めるというのは、簡単なことじゃないんだ。それは自分が人生を通してやってきたものだからね。

我々はこの時を楽しんでいる。歴史的な時間を。この前向きな道を。僕はこの偉大なグループに貢献し続けられると思っているし、リベルタドーレスも楽しめると思う。

2016年の6月には引退するよ。それは何があってもね。これは自分にとっての最後の半年間だ。プロ選手としてのね」

「(ラシン・クラブに戻っていきなり半期優勝を達成した)

夢のようだよ。僕はこのクラブを愛しているから、特別だね。ここで全てが始まり、全てを学んだ。それが自分のキャリアを構築してくれた。

特権を感じている。このグループを非常に誇りに感じているよ」

【厳選Qoly】10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材