リヴァプールの地元紙『Liverpool Echo』が少し変わったニュースを伝えていた。

記事によれば、バルセロナのスタッフがリヴァプールのアンフィールドを訪れていたのだという。

こうしたニュースでよくあるのは、スカウティング目的の訪問である。各チームとも来シーズンに向けてすでに動き出しており、このタイミングでリヴァプール選手の視察に訪れていても全く不思議ではない。

しかし、今回は別の目的があったようだ。記事によれば、バルセロナのスタッフが視察していたのは「選手」ではなく「スタジアム」であったという。

バルセロナといえば先日カンプ・ノウの改築計画が発表され、日本人のデザイナーが設計を担当したことが話題となった

この計画により、キャパシティは10万5000に増加。観客席の第3層はスタジアム全周にわたって拡大される予定で、デジタルサイネージも取り付けられる。

新カンプ・ノウの増築工事は2017年からスタートとなるが、バルセロナはスタジアム改築の知見を得るため、これまでに2度アンフィールドのスタッフを派遣したという。

A look at how the Main Stand’s new roof has taken shape in recent weeks...
Liverpool FCさんの投稿 2016年4月12日

リヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドも拡張工事の真っ最中。

現在はメインスタンドの工事が行われているが、それと平行して試合も開催されている。記事によれば、バルセロナはこのノウハウを学びにリヴァプールを訪れたのだという。

【厳選Qoly】U23アジア杯で韓国を撃破!近年評価急上昇中のインドネシアが見せる野心と実力

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら