リヴァプールの地元紙『Liverpool Echo』が少し変わったニュースを伝えていた。
記事によれば、バルセロナのスタッフがリヴァプールのアンフィールドを訪れていたのだという。
Why have @FCBarcelona officials been visiting Anfield? #LFC https://t.co/Jyj3ELwAUC
— Liverpool FC News (@LivEchoLFC) 2016年5月3日
こうしたニュースでよくあるのは、スカウティング目的の訪問である。各チームとも来シーズンに向けてすでに動き出しており、このタイミングでリヴァプール選手の視察に訪れていても全く不思議ではない。
しかし、今回は別の目的があったようだ。記事によれば、バルセロナのスタッフが視察していたのは「選手」ではなく「スタジアム」であったという。
バルセロナといえば先日カンプ・ノウの改築計画が発表され、日本人のデザイナーが設計を担当したことが話題となった。
この計画により、キャパシティは10万5000に増加。観客席の第3層はスタジアム全周にわたって拡大される予定で、デジタルサイネージも取り付けられる。
新カンプ・ノウの増築工事は2017年からスタートとなるが、バルセロナはスタジアム改築の知見を得るため、これまでに2度アンフィールドのスタッフを派遣したという。
A look at how the Main Stand’s new roof has taken shape in recent weeks...
Liverpool FCさんの投稿 2016年4月12日
リヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドも拡張工事の真っ最中。
現在はメインスタンドの工事が行われているが、それと平行して試合も開催されている。記事によれば、バルセロナはこのノウハウを学びにリヴァプールを訪れたのだという。