『Goal』は「アメリカのサポーターが、義眼にバイエルン・ミュンヘンのエンブレムを入れた」と報じた。

クラブへの忠誠を示すため、体にタトゥーを入れる者は多い。しかし、眼の中にエンブレムを加えるということをやれる人物はそれほどいない。

その男はアメリカに住むライアン・ギブソン氏。現在はスポーツマーケティングに従事する彼は、ドイツにルーツを持っている人物。今年悪性腫瘍の一種である眼球メラノーマに侵され、右目を失ってしまったのだ。

そこで、彼は自身が愛するバイエルン・ミュンヘンのエンブレムを義眼に入れてしまうことを計画。ノースキャロライナ州の義眼技工士であるアンナ・ボイド・ジェファーソンに依頼し、ハンドメイドで制作したのだ。

当然これにはバイエルンから許可を得なければならなかった。手術の前からバイエルンの事務所にコンタクトを取り、2週間後に無事了承してもらったという。

ライアン・ギブソン

「誰でもバイエルンのタトゥーを入れることはできる。しかし、眼に入れている人間はそう頻繁に見られないだろう。

私の目が開いた時、人々は2つのことを尋ねるだろう。それはバイエルン・ミュンヘンについて話すことを許すと同時に、彼らが今夏シャーロット(カリフォルニア州の街)に来ることも言える。

私はこの地域でファンクラブを運営しているし、おそらくチケットの販売も助けてくれるはずだよ!

そして、これはまた、眼の黒色メラノーマに対する意識も向上させることができるよ。レスターがプレミアリーグを勝つよりも珍しい疾患だ。知っている人も少ないからね。

眼を持っているならば、そこから利益を得ることは出来ないんだよ。この義眼は、私がバイエルンやメラノーマについて話すことを助けてくれるんだ」

今夏インターナショナル・チャンピオンズカップのため、バイエルンはアメリカを訪れる。まだ生で試合を見たことのないライアン・ギブソンにとっては、人生で最大のチャンスになりそうだ。

なお、義眼にクラブのエンブレムを入れたのはライアン・ギブソンが初めてではなく、ニューカッスル・ユナイテッドのファンであるアンドリュー・カナヴァン氏も同様である。

ただ、ハンドメイドで作成した手書きのエンブレムが入った者はライアン・ギブソンが初めてだとのことだ。