フランク・デュリックス(HAGLアーセナルJMGアカデミー)
Joyeux anniversaire FRANCK DURIX, 50 ans.
Génial milieu de terrain formé à l’OL 1981/1988. #TeamOL pic.twitter.com/Uu0hO9czt1
— OLCanalHistorique (@OL_HISTOIRE) 2015年10月20日
ポール・ル・グエンとともに早い段階で名前が出たのがフランク・デュリックス氏。かつて名古屋で選手としてプレーしていた経験を持つフランス人MFだ。
昨年Qolyでも取り上げたが、彼はベトナムのホーチミン市に設立されたアーセナルのサッカーアカデミーで監督を務めている。
名古屋と関係が深いアーセン・ヴェンゲルの教え子であり、そしてアーセナルとも繋がっていることから、可能性は取り沙汰されるのは当然だろう。
ただ、彼は指導者であるとは言え、プロチームの指導を行ったことはない。もちろん監督も経験がない。いきなりJ1昇格というミッションを与えるのは厳しすぎる感も。
ダニエル・サンシェズ(フリー)
#Tunisie | Daniel Sanchez a été limogé par le Club Africain après des résultats négatifs ce début de saison. pic.twitter.com/fVznFb8DiO
— AfricaFootballDaily (@AfricaFootDaily) 2015年10月16日
フランスでのトヨタといえば、ヴァランシエンヌである。大規模な工場を置くこの街はトヨタのお膝元であり、クラブのスポンサーも務めていた。
このヴァランシエンヌ+名古屋+ヴェンゲル+アーセナルという関係を考えれば、最もそこに合致するのはダニエル・サンシェズだ。
かつてフランスのB代表でもプレーした彼は、1997年に名古屋のアシスタントコーチとなり、1999年には短期間監督にも就任している。
その後はトルシエ体制でJFAのアドバイザーを行ってから帰国。トゥールを率いた後2011年からヴァランシエンヌの監督を務めた。なお、トゥール時代にはこれまた後にアーセナルへ行くローラン・コシェルニをギャンガンから獲得していたりもする。
しかも、彼はHAGLアーセナルJMGアカデミーのディレクターであるジャン=マルク・ギユーとはカンヌ時代の師弟関係。クラブ・アフリカンを離れたあとはフリーでもある。状況証拠は揃いすぎているほど揃っているのだが・・・。