RBライプツィヒ

飲料メーカーのレッドブルが2009年に買収したことで誕生したRBライプツィヒ。名前に入っている“RB”は、規則によって企業名を入れられないことから表向きは“RasenBallsport”であるが、親会社のレッドブルを表している。

創設時、「10年以内でブンデスリーガに到達する」という目標を掲げていたが、“教授”ことラルフ・ラングニックをスポーツディレクターに据えると右肩上がりに成長、クラブ創設からなんと7年で1部昇格を決めて見せた。

だが驚きはそれだけではなかった。初挑戦となった今季のブンデスリーガでもこれまでの勢いを持続し、あのバイエルンを抑え首位に。1部での初年度で優勝という可能性すらある状況となっているのだ。

ラングニックはかつてホッフェンハイムも短期間で1部に導き、ブンデス初年度には旋風を巻き起こした。この時は終盤に失速したが、今回は果たして?

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