アントニオ・バレンシア

若かりし頃は両サイドでプレーするアタッカーだったバレンシア。

しかし、マンチェスター・ユナイテッドへ加入して以降は、“サー”アレックス・ファーガソンの指導のもと脇目も振らず縦に突破する「右サイドのスペシャリスト」へと変貌を遂げた。

近年はサイドバックに転向しているが、現指揮官のモウリーニョは「彼を上回る右サイドバックは今のサッカー界にいない。人間としても素晴らしいし、このような選手がうちにいてくれて光栄だよ」と絶賛している。

代表チームでは主将を務めており、「国を愛する」という点でも“右翼”として100点満点である。

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