ホアキン
ベティスが生んだ最高級のスターにして、スペイン屈指の快速ドリブラー。
故郷アンダルシアの地を離れてイタリアでのプレーも経験し、センターフォワードもこなすなどかつてに比べれば柔軟性を身に付けた。しかし、今年で36歳を迎える彼が“右翼”の象徴的な存在であることに疑いの余地はないだろう。
右サイドのホアキンと左サイドのデニウソン、両翼の強烈な個性が調和していた2000年代前半のベティスは、今なおファンたちの間で語り継がれている。何事も片側だけに偏るというのはよくない…という教訓であろうか。