だから、我々は一貫性を欠いていたと思えるのだ。そして、そのツケを支払うことになった。
基本的なところを変えなければならない。態度、メンタリティ。そういうことだ。
今季はもちろん、昨季よりは良かった。前回は6位でフィニッシュしたからね。ヨーロッパリーグが目標になったし、少し集中力も失っていた。
ヨーロッパリーグでの優勝が根本的なものになり、プレミアリーグではポイントを失った。ただ、今季のほうがはるかにいいシーズンだ。
トップ4に入ることはほぼ確定だ。2位で終えられる大きなチャンスもある。
我々はすでに昨季より多くのポイントを獲っている。多くの得点を獲っている。失点も少ない。良くなっている。
しかしもっと良くなることができる。チャンピオンになれたとは言わないがね。
なぜならマンチェスター・シティが我々よりも良いからだ。ポイントの差を見ればよい。
しかし、我々のアプローチはもっと一貫性を必要としている。
それがタイトルを獲るために必要だと分かっている。若い人々は知らないかもしれないが、私は4つの国で8つのリーグ優勝を果たしてきた男だ。イングランドでも3回だ。
どうやって勝つかを知っている。どうして勝てないかも知っている。
シティのクオリティに疑いはない。どんな状況でも彼らがタイトルを獲れることも疑いはない。彼らはいいチームだ。
しかし、我々もできる。10ポイントは上積みできる。そこにも疑いはない。我々は今より10ポイント獲るべきなのだ」
トップ5には負けてない!モウリーニョ監督、チームに欠けているものとは何だ
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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