『Corriere dello Sport』は10日、「広州恒大のファビオ・カンナヴァーロ監督は、マレク・ハムシークの獲得を否定した」と報じた。
今季限りでナポリを離れるのではないかと言われているハムシーク。接近しているのは中国の広州恒大、広州富力、山東魯能であると伝えられてきた。
ハムシークの父親も「移籍の可能性は60%」とメディアに話すなど、もはや公然の秘密といった感じになっている。
しかし広州恒大の監督を務めているファビオ・カンナヴァーロ氏は以下のように話し、ハムシークを奪いたくないと語ったという。
ファビオ・カンナヴァーロ
「我々はトップクラスの選手について話している。当然、彼のような男はオファーを受けているはずだ。
代理人のユライ・ベングロシュとは話したが、それは感情的な、ロマンチックな側面もあるわけだ。
マレクはナポリのキャプテンだ。私は、そのような彼を引き抜きたいとは思わない。
過去にも起こったことだ。我々はナポリの選手を奪うことはない。なぜなら、我々はナポリを邪魔したくないからだ。
弟のパオロも同じだ。ナポリは我々のチームだ。我々の街について話しているのだからね」
カンナヴァーロ兄弟は両者ともにナポリの下部組織出身で、トップチームでもプレーした経験がある。