ニコラ・アネルカ
ヴェンゲル監督が17歳でPSGから引き抜いてきた天才FWは、若くしてアーセナルで大ブレイクを果たし、レアル・マドリーへとステップアップしていった。
ただそこではあまり活躍できず、古巣PSGに戻った後、2001-02シーズンの後半に短期ローンでリヴァプールへ。その後クラブは彼を買い取らず、エル・ハジ・ディウフを代わりに獲得して大失敗した。
レイ・ケネディ
1969年にアーセナルでのデビューを果たしたケネディ。1971年にはリーグ優勝に導き、最終節のトッテナムとのダービーでゴールを決め英雄となった。
そして1974年に当時のクラブ記録である20万ポンドでリヴァプールへ。アンフィールドではFWからMFにコンバートされたが、393試合に出場して3つの欧州カップ、5回の国内リーグ優勝に貢献した。
アーセナル、そしてリヴァプールの両方で18個のトロフィーを掲げた、まさに2クラブの英雄という存在だ。