今夏、世界的スターのクリスティアーノ・ロナウドが退団するという衝撃が走ったレアル・マドリー。それでも多くの有力選手を保有しており、チームの力は揺るがないと思われた。

しかしシーズンが始まってみれば不調に苦しむことになり、フレン・ロペテギ監督は前半戦で解任。すでにリーガで5敗を喫しており、5位に沈んでいる。

上位が混戦になっていることからまだ優勝の見込みは十分にあるが、なかなか試合の内容も手放しで称賛できるようなものにならないという状況だ。

『Sportskeeda』は、レアル・マドリーで今季最も残念だった5名の選手を特集している。

マルコ・アセンシオ

これまでの2シーズン、ジネディーヌ・ジダン監督には「なぜマルコ・アセンシオをスタメンで使わないんだ?」という声がかけられていた。彼が入ってきたときにはいつでも、いい仕事をしていたように見えたからだ。

ただ、ロナウドの退団とギャレス・ベイルの相変わらずな負傷癖により、転がり込んできた出場時間を生かせたか。

シンプルに言えば酷い失望だった。14試合スタメン出場したが、1度だけしか得点を決めていない。相手の守備陣にとっても容易になった。サイドに押し込むか、利き足を封じればいいと。彼が輝ける役割を探してやらねばならない。