ブンデスリーガ、ニュルンベルク対ブレーメン
2つのフェアプレーが世界的に話題になった試合。
ひとつ目は前半17分の場面。突破を仕掛けた清武弘嗣(当時ニュルンベルク)が相手DFセバスティアン・プレドルと交錯してボールはラインを割った。
マヌエル・グレーフ主審はコーナーキックとジャッジしたが、なんと清武は自らそれを“放棄”。主審はそれを受けて判定を覆してゴールキックを告げた。
もう一つは74分のシーン。ブレーメンMFアーロン・ハントがペナルティエリアで相手DFハビエル・ピノラと接触。主審はPKを指示するもハント自身がそうではないと申告して判定は覆ることに。
アーロン・ハント
「本能的にペナルティキックを奪いに行ってしまった。しかしそれは間違った行為だった。
自分と戦って、言うことに決めた。
どんな試合にもこんな形では勝ちたくない。もしそれが降格を賭けた戦いであってもね」
ロビン・ドゥット(ブレーメン監督)
「コーチとして尊敬できる行為だ。
このような重要な試合でもスポーツマンとして振る舞える選手を育てなければいけないね」