スペインで行なわれた少年サッカーの試合での場面が大きな話題になっている。
マラガ地域で行なわれたプエルト・デ・ラ・トーレとリンコンというチームの試合中に起こった出来事であるそう。
スタンドで試合を観戦していた選手の親同士が突如激しい衝突を起こしたとのことで、見苦しい状況になっていたようだ。
それを見たピッチ上の選手たちは、スタンドに背を向けてプレーを拒否するという行動に出たのだ。
両チームが協力して暴力と争いに抗議の姿勢を示したこと、さらにそれを少年たちがやったということで、大きな称賛の声が上がっているよう。
人種差別や暴力の問題がなかなか終息しないサッカー界。プロの組織やチームも対処に苦しむ中、断固とした態度を示した少年たちに学ぶことは多いのかもしれない。