京都サンガF.C.の新しいホームスタジアム、サンガスタジアム by KYOCERAが話題だ。

関西では、セレッソ大阪も現在ホームの長居球技場が改修工事中。2021年3月には「桜スタジアム」となって帰ってくる予定だ。

一方、関東では首都東京、渋谷・代々木のスタジアム構想が飛び出してからしばらく経った。

候補地の代々木公園内には最近、ラグビー場が作られるという話が伝えられているが、そもそも東京都や国から「サッカースタジアムを建てる」という話が出てきたことはほとんどない。

スポーツ庁による『スタジアム・アリーナ改革』の中に「代々木公園サッカー専用スタジアム」の名前が出てくる程度である。

それにもかかわらず、なぜこれだけ話題となっているのだろうか。改めて整理してみた。

候補地(予定地)はどこ?

舞台となっているのは代々木公園、都道413号線を挟んだ南側(B地区)に位置するサッカー・ホッケー場を中心としたエリアだ。

西には「織田フィールド」の愛称で親しまれる代々木公園陸上競技場、東にはイベント広場、南にはNHKがある。

土地は国が所有しており、管理者は東京都となっている。