今夏のマーケットで大きな話題の一つになっているリールFWヴィクター・オシメーン。

かつてU-17ワールドカップで得点王となったナイジェリア代表FWは、今季フランス・リーグアンのリールで大活躍。その前半戦のゴールがこれだ。

裏に一発で抜け出す身体能力とシュートセンス…このダイナミックなプレーはまさにプレミア向きである。

彼に対してはナポリがオファーを送っており、その移籍金はなんと5000万ユーロ(およそ60.7億円)。

さらにオシメーンの給与は現在の2倍以上になるという好条件であり、クラブと代理人の三者ではほぼ合意に至っていた…とのことだ。

また、オシメーン自身も先日ナポリのオーナーであるデ・ラウレンティス氏や監督のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏とともに食事を摂っていた。

ただ、一方でオシメーン自身がイタリアへの移籍に不安を覚えているという声もあった。人種差別が非常に激しいことで知られているため、それがネックになっている…とも。

それが先日までの状況であったが、今回『Football Italia』は「オシメーンがナポリへの移籍を断った」と報道した。

どうやらその理由は、どちらかといえば人種差別というよりも手続きにあったよう。

オシメーンは、自身の意見を聞く前に代理人と両クラブがあらゆる条件を作っていったことから、それにプレッシャーを感じてしまった…とのこと。

そして彼自身は現在プレミアリーグへの移籍を求めており、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを待っているとか。

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今季はフランス・リーグアンで18ゴール6アシストを決め、大きな話題を集めたオシメーン。念願のプレミアリーグ移籍はなるだろうか…。

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