開幕が間近に迫ってきたEURO2020。スペイン代表のメンバーにレアル・マドリー勢がひとりも選ばれなかったことが話題になった。
そうしたなか、アーセン・ヴェンゲル氏は『beIN SPORTS』でこんな話をしていた。
アーセン・ヴェンゲル
「私は人生でずっとレアル・マドリーを追ってきた、幼い頃からね。
信じられないよ。ビッグトーナメントのスペイン代表にレアルの選手がひとりもいないなんて。アンビリーバブルだ。
ルイス・エンリケ監督の問題だとは思わない。(スペインが)現在抱えている問題だ、この2,3年で起きたものだ。
レアルは弱体化している、バルセロナも弱体化している、スペイン代表も弱くなっている。
ただ、個人的にスペインを大いに賞賛している、それも忘れてはならない。
私が見たなかで唯一主要トーナメントを3大会連続で支配したチームだからね。EURO2008、2010年W杯、EURO2012とね。それまでには見たことがなかった。
だが、それ以降はシュ~…と落ち込んでしまった」
かつてはサッカー界を牛耳っていたスペインだが、その後はW杯でグループステージ敗退を味わうなど苦しみも味わった。
🇪🇸 Who is Spain's best ever goalscorer?#OTD in 2008, David Villa's hat-trick led Spain to a 4-1 victory over Russia!@SeFutbol | @Guaje7Villa pic.twitter.com/j5Xx0joXBS
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) June 10, 2020
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ヴェンゲルから見ても、スペイン勢は一時期よりも弱くなっていると感じているようだ。