日本代表FW伊東純也が所属するヘンクが苦しんでいる。ヘントとのリーグ戦にも0-3で敗れ、公式戦5連敗になってしまった。

そのヘント戦では2点をリードされた後半22分に伊東は途中交代。すると、ホームのヘンクサポーターはその采配に大ブーイングを浴びせ、「イトウ」と彼の名前をコールしていた。

『Sporza』では、「ヘンクサポーターは伊東の交代を全く理解できず。スタンドからブーイングが浴びせられた後、日本人の名前がチャントされた」、『Het Nieuwsblad』でも「ヘンクサポーターはなぜ伊東が交代になったか理解できず。ファンデンブロムへブーイングするとともに伊東の名前をチャントした」と伝えている。

一方、ジョン・ファンデンブロム監督は交代理由をこう説明した。

ジョン・ファンデンブロム(ヘンク監督)

「私は伊東の大ファンだ。

だが、知らなかっただろうが、ハーフタイムの時点で彼はすでに苦しんでいて、プレーを続けられるか懸念があった。

(あの時点で)もう無理だったのだ。

サポーターの反応は理解できる。私も純也が大好きだからね。

普通なら彼は絶対に交代しないが、今回はそうする必要があった。彼はプレー続行不可能だったからね」

伊東は前半終了時点ですでに痛んでいたという。来月には大事なワールドカップ予選も控えているだけに気になるところだ。

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なお、5連敗のヘンクは計14失点を喫しているうえ、4試合でノーゴールに終わっている。

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