チェルシー、悲願のCL初制覇

ロマン・アブラモヴィッチ氏が2003年にクラブを買収し、一躍欧州屈指の強豪に変貌したチェルシー。

そんな彼らでも、UEFAチャンピオンズリーグを獲得することは簡単ではなかった。

初めて決勝へ進出した2007-08シーズンは、同じプレミア勢のマンチェスター・ユナイテッドを相手にPK戦の末敗戦。

4年ぶりに勝ち上がった決勝戦も、“アウェイの地”フースバル・アレーナ・ミュンヘンでのバイエルン戦となり苦戦が予想されたが、88分にディディエ・ドログバが決めた同点弾でムードは一変。

4年前と同じく勝敗が委ねられたPK戦でもドログバが最後のキッカーを務め、初めての「ビッグイヤー」を手にすることになった。