この冬に名古屋グランパスからユトレヒトにローン移籍した前田直輝。

アヤックス戦で新天地デビューを果たしたが、あまりに辛いアクシデントに見舞われた。

相手DFのタックルに左足首が巻き込まれると、前半11分で涙の負傷交代を余儀なくされたのだ。

彼はクラブを通じて、このようなメッセージを出した。

前田直輝

「中盤でのデュエルの後、怪我のためにピッチを去らなければいけなかった。

すぐに検査に向かい、下肢の骨折が判明した。外科専門の追加検査で、手術が必要な骨折であることも。

術後に1カ月のリハビリが待っている。つまり、ユトレヒトでの最初の試合が最後の試合になってしまった」

「欧州でプレーするのが大きな夢だった。

そのチャンスを与えてくれたユトレヒトのおかげで夢を実現することができた。

デビュー戦を本当に楽しみにしていた。特にアヤックスとのホームゲームは自分が加入してからも話題になっていたから。

残念なことに自分はすぐに怪我をしてしまった。夢は打ち砕かれた。でも、その夢を諦めてはいない。

治療プロセスについて、名古屋グランパスとユトレヒトと話し合いをする。回復に全力を注ぐ」