旗手怜央(はたて れお)
最後は逆パターン?の選手も紹介しておこう。
この冬にセルティックへ移籍すると瞬く間に活躍を見せ、日本代表にも招集された旗手だ。
彼の父、浩二さんは超名門として知られたPL学園の野球部出身。1980年代に1学年後輩である清原和博、桑田真澄の“KKコンビ”らとともに甲子園でも活躍している。
プロには進まなかったが、PL史上最強レベルのショートだったとか。PL野球部でキャプテンとコーチを務めた清水孝悦さんは、高1年時点で一番守備がすごかったショートだったと語っている(動画5分40秒から)。
難しい打球も簡単にさばいてしまうため、ノックしている監督が不機嫌になるほどだったそう。
立浪和義氏(現中日ドラゴンズ監督)は前へのダッシュ力があったが、浩二さんは肩の強さがずば抜けており、あの松井稼頭央氏(現埼玉西武ライオンズコーチ)よりも強肩だったという。
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ちなみに、息子である怜央は小柄ながら、GKとCB以外ならどこでもプレーできるほどのサッカーIQを持つ。彼は幼少期に野球とテニスも習っていて、その2つは今でも好きなスポーツだそう。野球をやっていたら、内外野を守れるスーパーユーティリティになっていたかも?
このほか、大洋ホエールズで活躍した高木豊氏の息子として知られる俊幸、善朗、大輔の高木3兄弟も全員が野球選手ではなくサッカー選手になっている。