アルゼンチンが生み出した世界的スターの筆頭、ディエゴ・マラドーナ。その後継者として君臨したのはリオネル・メッシであった。

しかし彼以外にも多くの「新しいマラドーナ」と呼ばれた選手がいた。もちろんオルテガやディ・マリア、リケルメ、テベスらは比較的成功したと言えるわけだが…。

今回は『Planet Football』から「マラドーナの後継者になれなかった5名」をご紹介する。

ディエゴ・ラトーレ

「新しいディエゴ」と呼ばれた彼は、マラドーナより9歳年下の選手だった。ボカ・ジュニオルスでプレーし、ガブリエル・バティストゥータとともに前線で際立った活躍を見せ、1991年のコパ・アメリカでアルゼンチン代表に入った。

そしてバティストゥータとともにフィオレンティーナへと移籍。パートナーはスターへの階段を登っていったが、ラトーレは逆にキャリアが停滞した。それ以降代表では1試合もプレーすることはなかった。

わずか2試合プレーしたあと退団し、テネリフェ、サラマンカを経てボカへと復帰。それからは様々なクラブを渡り歩いてメキシコで引退。その後はコメンテーターとして活躍している。