北中米・カリブ予選を首位で突破し、36年ぶりのワールドカップ出場を決めたカナダ代表。だが、ここにきてチームは混乱状態にある。

5日に予定されていたパナマとの壮行試合を急遽中止したのだ。

『SportsCentre』によれば、ワールドカップ報酬などについて選手たちは抗議しており、試合は2時間前に急遽キャンセルになったとのこと。

選手たちは先週金曜からトレーニングやメディア対応をボイコットしており、試合にも出場しない選択をとったそう。

カナダ代表選手たちは声明のなかで、スポンサー契約や放映権の見直し、W杯予選突破報酬の4割、女子代表との平等な報酬などを求めている。

その抗議文が発表された後、選手たちとカナダサッカー協会は会談を行ったというが、まだ足踏み状態が続いているという。

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W杯出場を決めたことでカナダサッカー協会はFIFAから最低でも1000万ドル(13億円)、最大で1500万ドル(19億円)ほどの資金を得る。通常、協会はその資金のプールから代表チームにボーナスを支払う。

当初、協会側の提案は10%ほどを選手に支払うというものだったとか。ただ、協会は提案したのは60%でそれを男女に均等に分配するものだと回答したそう。

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