――そんな鎌田選手、ワールドカップに向けての期待などはいかがですか?
一緒にやった仲間ですからそれはもちろん活躍を期待しています。
「大人になった鎌田大地」を表現してもらいたいです。本当に身近に長谷部(誠)さんのような立派な方がいらっしゃいますし。
日々“物差し”が横にあるわけですから、サッカー選手と社会人、または人として、うまく折り合いをつけて海外で生活できているんじゃないかなと思っています。
――一緒にプレーした際、鎌田選手の「ここが強みだな」と一番感じた部分は具体的にどの辺りでしたか?
ボールの置きどころです。線は細いですけど、ボールの置きどころが良いので絶対取られない、とか。
上手い選手はたくさんいると思うんです。でもやっぱり、一つ二つ先を見ることができていますし、出す・出さないの判断をしながら奪われないというところはできているのかなと思います。
あとは、日本人的な勤勉さや真面目さ。そういったところが強みにどんどん変わっていければすごく楽しみなところです。
本当にこれから先の5年先10年先は非常に楽しみかなと。そこで初めて評価が下されるのかなと思います。
動画では他にも、今年地元のツエーゲン金沢へ加入した理由や、校内でも身体能力は飛び抜けていた星稜高校時代、当時1歳年下のチームメイトだった本田圭佑、2008年の北京五輪での3連敗やあの大会に一緒に出場していた長友佑都と吉田麻也についてなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
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なお、FWとして成長したモンテディオ山形時代や“恩師”小林伸二監督の指導、サガン鳥栖での日々やチームメイトとしてのフェルナンド・トーレスなどについて聞いたインタビュー第2弾の動画はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。