JFL昇格を目指す福井ユナイテッドFC(北信越リーグ1部)が、2月25日に新体制発表会を行った。

2018年に経営難となったサウルコス福井を引き継ぎ、新たに名前を変えてJリーグへの昇格を目指すことになった『福井ユナイテッドFC』。

昨年は藤吉信次新監督を招聘して戦ったものの、北信越リーグでは6年ぶりに優勝を逃し、全国社会人サッカー選手権大会でも1回戦で敗退。非常に悔しいシーズンとなった。

地域CLにも出場することができなかった1年を終えたあと、藤吉信次監督の契約を更新。2023年に向けて現体制の強化を図ることを選択した。

そして、JFL昇格に向けて今冬は12名の新戦力を獲得。この新体制発表会でその選手たちのお披露目が行われた。

その中で最も注目されたのが、かつてジュビロ磐田や名古屋グランパス、ファジアーノ岡山、徳島ヴォルティスなどでプレーした名FW押谷祐樹。

岡山時代にJ2でシーズン14ゴールを決めたこともあるストライカーは、自身初めての地域リーグ参戦に際して以下のようにコメントした。(※動画7:24~)

押谷祐樹

「藤枝MYFCから来ました押谷祐樹です。33歳です!チームの力になれるように頑張ります。

福井の印象は、みんなと同じように『寒いな』ということ。

チームの印象については、まだ練習に参加できていないんですけど、とりあえず尾崎瑛一郎選手が怖いって…(笑)」

チームのキャプテンを務めている38歳の尾崎瑛一郎選手(元ガイナーレ鳥取、アスルクラロ沼津)をいきなりイジる!さすが実績あるJリーガー…。

福井ユナイテッドFCが戦う北信越フットボールリーグはまだ2023年のスケジュールが発表されていないが、例年通りであれば4月初旬に開幕を迎える予定だ。

【関連記事】夢がある!「元アマチュア選手のプレミアリーグスター」ベスト11

日本には3つしかない「JFLのチームも存在しない都道府県」となっている福井。それを目指す福井ユナイテッドへの期待は大きく、今季の戦いはさらに注目を集めそうだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名