リハビリを経ての復活劇

復帰後は低迷するいわきを救世主のように救った。復帰戦から4試合連続ゴールを含めた6試合6得点の大活躍で、5試合勝ちがなかったチームが3勝2分といわきのカンフル剤となった。

この活躍が認められ、7月の明治安田生命Jリーグ KONAMI月間J2MVPに選出された。背番号19の復帰が最大の補強と言わるほどの活躍は、サポーターの希望となった。だがいわきのヒーローとなった岩渕に慢心の2文字はない。

――6月24日の大宮アルディージャ戦で復帰して、J2デビュー戦では初ゴールをわずか30分で奪いました。振り返っていかがでしたか。

相手のミスではあったんですけど、自分の良さである前からの守備がつながったと思います。あそこにボールがこぼれてきたことは、8カ月間頑張ったご褒美だと思います。

――その後は4試合連続弾を含めて6試合6得点と大活躍をします。出場時間もこの6試合は45分未満と短時間でした。短時間でゴールを奪った理由を教えてください。

去年はずっと先発で出ていたので、特に守備に重きを置いていた部分もありました。その分攻撃で力を出せないシーンも結構ありました。

途中出場ということで、点を取ってチームの力になることが1番だったということもあって、割り切ってピッチに入ることができた。

いまもそうなんですけど、ケガをしないようにしようと思っているので、いい意味でリラックスというか、あまり気負いをせずにしています。途中交代で特にうまくいっていたときは2、30分出て、点を取れればいいかなくらいの感覚だった。点を取れてはいましたけど、逆に守備の部分でチームに迷惑をかけていた部分も間違いなくありました。

――当時はチームが降格圏すれすれでした。あの絶望的な状況で、岩渕選手の復帰が最大の補強といわれるほどの活躍を見せました。6試合6得点を振り返っていかがでしたか。

ほんと出来すぎっすね(笑)。