J1浦和レッズは9日、J3のFC岐阜DF宇賀神友弥の完全移籍加入を発表した。

35歳の大ベテランの生え抜きが3季ぶりに異例の古巣帰還を果たした。

中学高校時代は浦和のアカデミーで育った宇賀神は、高校卒業後に流通経済大へ進学。大学屈指のSBへと成長した生え抜きは卒業後に浦和へ入団し、12シーズンに渡ってプレーした。Jリーグ杯1度、天皇杯2度、アジアチャンピオンズリーグ1度とタイトル奪取に貢献し、2018年にはマリとの親善試合で代表デビューを果たした。

2021年にクラブから契約満了を言い渡され、2022年シーズンからJ3岐阜へ加入した。対戦した一部の選手が「J3では反則級の上手さ」、「上手くて強いし、34歳とは思えない」、「ウガさんがJ3はチートでしょ」と口を揃えるほど圧倒的な存在感と技術を見せた。

宇賀神はリリースを通じて

「またこの赤いユニフォームを着て誇り高きエンブレムを胸に、みんなのおもいを背負って闘える日が来るとは思っていませんでした。
宇賀神友弥の全てを懸けてリーグ優勝を勝ち獲るために帰ってきました。
共に闘いましょう。ただいま。
We are REDS!」

とコメントをした。

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J3のチームからJ1強豪クラブへの移籍は異例中の異例だが、サポーターにとってはうれしい復帰となった。J3で圧倒的な存在感を見せた宇賀神が古巣浦和でどのような活躍を見せるのか。注目していきたい。

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