堂安律
気持ちや意欲を前面に出す選手があまりいない現在の日本代表において、堂安律の存在は貴重だ。
しかも、1月という開催時期から欧州組が120%の力を注ぎ込むことがなかなか難しい今大会において、「10番」という背負うものがある堂安はある意味“信頼のできる”選手でもある。
ここまで2試合に途中出場。カタールワールドカップの時のような決定力を発揮することはまだできていないが、イラク戦でもゴールに近づいたシーンがいくつもあった。
厳しいノックアウトステージを勝ち抜いていくためには、チームを勝利に導く男が不可欠。ドイツとスペインを相手にそれを成し遂げた堂安は紛れもなくその候補の一人だろう。