小池裕太(横浜F・マリノス)

流通経済大学→シント=トロイデン(ベルギー)

今年4月に右膝前十字靭帯断裂から復帰を果たした小池裕太も、プロキャリアの第一歩はヨーロッパだった。

アルビレックス新潟ユース出身だが昇格はならず。流通経済大学では全日本大学サッカー選手権大会で優勝するなど大学屈指の存在となり、「長友以上の選手になる」と評価された。

その後、岡田武史氏から早期のヨーロッパ行きを後押しされたこともあり、サッカー部を退部。2018年夏、日本人に所縁のあるポルティモネンセ、シント=トロイデンという選択肢の中から後者に加入することが決まった。

ただシントでは1試合も出番を得られず1年で日本へ。鹿島、セレッソ大阪を経て、現在は横浜F・マリノスに所属している。

佐藤恵允(ブレーメン)

明治大学⇀ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)

コロンビア人の父と日本人の母を持つパリ五輪代表のアタッカー。

実践学園高校時代は目立った実績はなかったが、進学した明治大学では先輩の常本佳吾(セルヴェット)、佐藤瑶大(浦和)らと日頃からマッチアップして個人技を磨いた。

ここで磨いた1対1でのドリブル能力が評価され、パリ五輪を目指す日本代表にも定着。2023年夏には明治大学サッカー部を退部し、ドイツの強豪ヴェルダー・ブレーメンと契約した。

Jリーグでデビュー後「10代」にして欧州クラブと契約した日本人

昨季1年間プレーしたブレーメンのU-23チームが5部だったため、パリ五輪のメンバーに選出された際には「5部リーグでプレーする選手」として話題になった。

ブレーメンU-23は昨季昇格したため、今季は4部リーグでプレーしている。

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